ピティナ・ピアノコンペティション全国決勝大会

8月19日、ピティナ・ピアノコンペティション全国決勝大会 E級が銀座ヤマハホールで行われ、審査員として聴かせていただきました。
のべ参加人数、約42000組。驚異的な規模のコンペティションです。
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日本全国から地区予選、本選を勝ち抜いた25名のみなさんの熱気あふれる演奏が続きました。
審査員には、演奏番号の審査票のみしか渡されません。名前も年齢も住所も出身も師事している先生もわからない状態での公平な審査です。
長くピアノ教育界に貢献されてこられた杉本安子先生を審査委員長に、9名の審査員。
多彩な活動で人気のピア二スト小原孝さんは、国立音大での同僚ですが、出講日が異なるため大学では一度もお会いすることがありません。思いがけず、ご一緒でき、コンクール終了後、いろいろお話を伺えて、嬉しいひとときでした。
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参加者は、バロック、古典、ロマン、近・現代の4期から1曲ずつ演奏。それぞれの時代の様式の理解と弾き分けが要求されています。4曲の調性、雰囲気によって曲順にも工夫をが凝らされていて、指導されておられる先生方の熱意が伝わってきました。
今日の経験が、参加者のみなさんの将来への大きな飛躍となりますように、願いをこめて銀座をあとにしました。

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