~自然を見つめて~

毎年恒例になりましたセレモアコンサートホール武蔵野での秋のチャリティーコンサート。 今年はメゾソプラノの井坂惠さん、そして司会の礒山雅先生と一緒に出演させていただきました。

2時間も前から席をとるために会場にお越しの皆様もいらして、毎回大いに盛り上がるコンサートです。
シューベルトの歌曲、「野ばら」「鱒」で始まり、私達が遠い記憶の中で、繰り返し反芻している愛唱歌の数々を披露してくださいました。

私のピアノ・ソロの後に、モーツァルトのオペラ「フィガロの結婚」から”恋とはどんなものかしら”。
ズボンに着替えてのイメージチェンジに会場からは歓声が!

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井坂さんの日本歌曲では、礒山先生はじめ会場の皆様の目から涙が・・・。特に「浜辺の歌」について
ブログで詳しくお書きくださっています。

セレモア10円チャリティ2017

井坂さんの歌は、奇をてらったり、技を見せようと大上段に構えるところが一切なく、自然で優しいお人柄が歌ににじみ出てきます。「あざとさ」が皆無な方なのです。

情感から言葉が生まれ、歌が作られる。そしてその歌が声を通じて発せられるとき、心の奥深い何かが、立ち上ってきます。日本語の美しさ、歌い継がれてきた唱歌の豊かさ、素晴らしさを伝えてくださったひとときでした。

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コンサート後、東京駅へ。新幹線で神戸に向かいました。

コメント

  1. yuko より:

    ありがとうございます。おめでたい年でもありませんが。。。

  2. 西原義弘 より:

    お誕生日おめでとうございます。