ベルトラムカ

朝早起きして、地下鉄を乗り継ぎ、長い間行ってみたかった憧れのベルトラムカへ。
モーツァルトの友人、ドゥシェック夫妻の別荘で、モーツァルトがオペラ《ドン・ジョヴァンニ》を作曲したところです。
市内の喧騒から離れて、ほっと一息できるような素敵な別荘地でした。
昔は、そのあたり一帯が葡萄畑で、避暑地だったそうですが、今は、交通の便もよく、高速道路は、すぐ下まで来ていて、歩いて１０分ほどで駅もあります。
近くまでの喧騒と一歩別荘に入ったときの静けさのコントラストが印象的でした。
緑の中、石畳をあがりきったところに、ベルトラムカが見えてきます。
モーツァルトが、快適に作曲に勤しめたのが、納得！の場所でした。
コンクリートの歩道から一歩ベルトラムカの敷地に入る手前の坂道の石畳が、なんともいえない感動を覚えました。
モーツァルトが作曲にいそしんだと伝えられる部屋は、落ち着いた雰囲気に溢れていました。