パスタと馬刺し

昼はお気楽パスタ。
冷蔵庫にあるものでぱぱーっとつくりました。
パスタをゆでている間に具の準備。所要時間10分のスピードクッキングです。

でも、考えてみると日常のなんでもない一品でも、出身地の違うものが一皿に集合。
茨城産やなぎ蛸、青森産帆立とニンニク、長野産タマネギとインゲン豆、福島産オリーブオイル、アルザス地方のハーブ、韓国産赤唐辛子、ブルゴーニュ白ワイン、そしてシチリア産ソルト。
「パスタのときに使ってね。」とシチリア産のソルトをくださったのは、シチリア出身のフルート奏者ニコスさん。
そのとき一緒にくださった「ママがつくったオリーブの塩漬け」は、絶品イタリア版おふくろの味!
オリーブ嫌いの私を180度変えてしまいました。その瓶はあっという間にからっぽになってしまいまいしたが、お塩の方は、パスタの度に、ちびちびと使い続けています。

さまざまな場所で育った数々の恵みのおかげで、生かしていただいて、美味しいお食事。

レオポルドモーツァルトの四季という曲集がありますが、9月は「収穫」10月は「ワインの月」という曲。恵みに感謝して。。。というのは、国が違っても時代が変わっても変わらない(^o^)

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夜は、荒木町の路地裏を散策。曲がりくねった路地の奧に、「有薫亭」はありました。九州料理のお店です。
古い民家風につくられた落ち着いた雰囲気。
まじゃく、あげまき、わらすぼ、くつぞこ、などなど珍しい名前がメニューに並んでいますが、馬刺に挑戦。霜降り、タン、レバー、そしてたてがみの盛り合わせという豪華版です。

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焼酎のメニューも豊富なようですが、日本酒を常温で少しずついただきました。
新宿通りに出て、四谷3丁目方面に歩いていくと、「お客さ~~ん!」という声が。
振り返ると、有薫亭の女将さんが追いかけてきます。携帯を忘れてしまっていたのです。
「明日からお休みですから、追いついてよかった」とおっしゃって手渡していただきました。
とても親切な女将さんです。

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