モーツァルティアン・フェライン例会

モーツァルティアン・フェラインの例会に、出演させていただきました。
フェラインのお集まりは、まるでモーツァルトファンクラブ。モーツァルト命!という方々が続々と荻窪の会場にいらしてくださいました。
名古屋、山形、沼津、と遠い場所から参加してくださった方も。ありがとうございました。
モーツァルトは、ピアニストとしての確固たる自信、即興の才覚、オペラ作曲家としての経験などから、コンチェルトの分野に新風を吹き込み、それまでの時代のクラヴィーア・コンチェルトとは一線を画した作品を次々に残しました。
演奏する立場からの視点で、それらの特徴や経験談をお話しさせていただいたり、要所要所を弾いたり「ピアノ・コンチェルト/弾きどころ・聴きどころ」と題した2時間半。
変ホ長調 KV271、ニ短調 KV466 イ長調 KV488 、ニ長調 KV537 「戴冠式」 
を取り上げました。

梅雨の晴れ間とは言え、蒸し暑い一日でしたが、フェラインの方々の熱気の方が、熱い感じの一日でした。
生誕250年とはまったく関係なく、モーツァルトが長年、生活の一部になっている方たち!スコアに書き込みながら聴いてくださる方、打ち上げパーティでアリアを披露してくださる方、「僕は、モーツァルト歴70年です。」のお言葉に「まいりました!」

コメント