立川「太寿閣」

taijukaku3

本番が近くなると、ふっと足が向く焼肉屋さんです。
ご覧のとおり、かなりレトロな造りで、開店以来、基本にこだわり、肉にこだわり、決して今風の流行も取り入れず、かたくなに頑固に味を守り続けています。

昭和レトロ調のソファ、赤い絨毯、鉄製のランプ、花瓶には必ず背の高い花、・・・・

子供の頃から来ているという親友も「何十年変わらない味」
と評価しています。

taijukaku常に時代を読み、最先端を走る、という生き方も素晴らしいでしょうが、
自分の信念を曲げず、変えない、という生き方もまた現代では貴重です。
最近、行かなくなったあるチェーン店のしゃぶしゃぶ屋さんがあるのですが、行くたびにメニューが変わり、新人のバイトのお兄ちゃんも、あまりのめまぐるしい変わりようについていけず、新しいシステムを毎回覚えられず、ちょっと質問してもいつも
「ちょっと聞いてきます」
という返事。

食べ物屋さんへの安心感は、もしかしたら目新しさではなく、信頼感なのでは?と思う今日この頃です。

豚足は、コラーゲンの宝庫。
下準備にこだわるマスター自慢の逸品です。

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