シュタイン弦楽四重奏団

今日は、3時からルナの会。
国立で学ぶ若き音楽家4人のカルテットとシューマンのピアノ五重奏曲を共演しました。
前半は、メンデルスゾーンのカルテット4番。

試演会を兼ねた勉強会、「ルナの会」が出来て6年目になります。
国立の出講日は、今は水曜日ですが、初めての年は月曜日が出講日でしたので、”月”にちなんでルナの会としました。

ヴァイオリンの池田典子さん、大貫ともみさん、ヴィオラの渡辺康仁君、チェロの中村浩太郎君。
4人のチームワークと結束の固さからカルテットの名前は、「シュタイン」(石)と名づけられたそうです。
スターになろう!ということで「シュテルネ」(星)にしてもいいんじゃないか?と正直思ったのですが、石が集まり、岩となり、山をも動かすエネルギーに成長していく、という意味で考えると「シュタイン」もいい名前。

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私としては、モーツァルトのピアノフォルテの制作者、ヨハン・アンドレアス・シュタインの印象が強いのですが・・・。

シュタインの若者4人。私にとって、これまでで最も若い共演者です。
練習のたびに、どんどん方向が見えていき、なんといっても本番の度胸の良さには、驚くべきものがありました。
本番後、それぞれに素敵なお父様、お母様にお会いしました。
愛情に満ちた温かな家庭で音楽を培ってくることができた幸せを、4人の笑顔と演奏から感じました。

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