モーツァルト@舞子山荘

藝大の楽理科を卒業され、神戸モーツァルトクラブの会長もされておられた森本眞由美さん。学生時代はおつきあいがなかったのですが、神戸モーツァルトクラブへの出演を機に親しくさせていただいております。

今日は、長野県にある森本さんの山荘でのサロンコンサートに出演させていただきました。ピアノの周りに30人。モーツァルトにはちょうど良い距離感で、楽しく弾かせていただきました。

ピンと糸が張りつめた演奏会場とは違い、窓の外から小鳥の声が聴こえたり、2階から元気な男の子が走る足音が聴こえたり・・・と様々な音が入っては来るのですが、リラックスした中では、不思議に気になりません。

野菜を育てたり、収穫の季節にはジャムを作ったり、森の生活を満喫しておられる森本さん。そこに集まるお客様もモーツァルトの音楽を「楽しむ」雰囲気でいっぱい。

終演後のパーティーでは、関西、関東の言葉が入り混じりながら、森本さんのお母様の素晴らしい手料理で盛られたお皿がみるみる空になっていきます。そして宴たけなわのところで、スマートにお開き。すっと波がひくように、皆さま退散。

自然の中での澄んだ空気とサロンの距離感が、演奏を助けてくれることを実感したひとときでした。

maiko

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