長野朝日放送CM撮り

「長野のみなさん、こんちには。久元祐子です」
「10月15日金曜日、松本市民芸術館に是非おでかけください」
「ショパンの愛したプレイエルの響きを是非お楽しみください」

などなど。
10種類ほどの原稿を暗記し、指定された秒数内でおさめる「CM撮り」でした。
13秒に収める、なんて簡単、と思いきや、1秒オーバーで撮り直したり、カタっと雑音が鳴ってNGだったり。

100824-3

プレイエルでノクターンを弾いている途中でゴロゴロピカ、ザバーっと大嵐が来てしまい、雨の音が激しくて撮影中止。
小止みになった途端、1回演奏しOKとなりました。
嵐がやむまでの待ち時間に「雨だれ」を弾いたのですが、スタッフ全員が
「おー!合うね」
と感心。
曲目を変更するわけにもいかず、オンエアーはされませんが、撮影現場にいた仲間のみで楽しみました。
外の湿気が撮影中のドアの開け閉めで少し入ってきたせいか、一番低いドの鍵盤が上がってこなくなり、ショック。
なんとかお天気が持ち直してくれますように・・・。
現代ピアノのときには心配しないような微妙な変化に直接影響されるのは歴史的楽器の宿命です。

プレイエルのホール搬入は夜中11時の予定で、雨が降らないことを祈りながら、一足先にホテルに戻り、明日に備え休ませていただきました。

コメント

  1. yuko より:

    コメント、ありがとうございます。
    nishisanのあたたかいコメントに
    いつも元気をいただいています。
    鍵盤の象牙がはずれたり、雷雨が来たり・・・で
    本番は何が起こるかわからないスリルがありますが、
    ミューズの神様のもと全力を尽くしたいと思っています。
    明日は、ラトビア音楽祭でヴィートールスを弾いてきます。
    > 雨ザーザーのとき
    > 自動演奏をかけてみます。
    >
    > それにしても
    > 湿気らしきもので
    > 低いドが上がらないとは。
    >
    > ドうしたのかな、
    > じゃなくて、
    >
    > 繊細、緻密な世界なのですね。
    >
    > 驚かされることがとても多い、
    > 久元さんのブログです。

  2. nishisan より:

    雷雨には「雨だれ」が合うのか…
    雨ザーザーのとき
    自動演奏をかけてみます。
    それにしても
    湿気らしきもので
    低いドが上がらないとは。
    ドうしたのかな、
    じゃなくて、
    繊細、緻密な世界なのですね。
    驚かされることがとても多い、
    久元さんのブログです。