天皇皇后両陛下・御製

晴天の中、皇居で開催されました文化祭にお伺いさせていただきました。
毎年、秋に行われており、皇太子ご夫妻が撮影されたお写真や宮内庁職員の方の作品なども併せて展示されています。

天皇陛下が、歌会始で詠まれた歌。

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「津波来(こ)し時の岸辺は如何なりしと見下ろす海は青く静まる」

また、皇后陛下は、次のように詠まれました。

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「帰り来るを立ちて待てるに季(とき)のなく岸とふ文字を歳時記に見ず」

廊下から外を見ると銀杏の木々が見事な黄金色に輝いています。
文化祭のお部屋をあとにし、宮内庁の盆栽を拝見させていただきました。

121223-3盆栽に詳しい方ならばおそらく垂涎の的であろう盆栽が次々に目の前に現れます。
盆栽というと小さな箱庭のような世界を思い浮かべていた私ですが、樹齢550年という五葉松の巨大さには圧倒されました。徳川三代将軍家光が愛した盆栽です。さまざまな行事の折など、会場に飾るため、移動されるそうですが、残っていること自体奇跡のような松。

見事な枝振りと美しい姿形、そして日の光に艶やかに光る葉などに魅了されました。

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