祝!かなフィルさん、おめでとうございます!!!

昨日3月19日、神奈川フィルハーモニー管弦楽団の公益法人への移行認定申請が正式に受理され、晴れて4月から公益財団法人神奈川フィルハーモニー管弦楽団としてスタートすることになりました。

「かなフィル」の愛称で親しまれてきた神奈川フィルハーモニー管弦楽団。1970年に発足して以来、地域に根差した素晴らしい活動をされてこられました。解散の危機を乗り越え、新たな船出を始めるかなフィルのみなさんの前途に幸多きことを、そして益々充実した活動になりますよう、お祈りしております。

かなフィルさんとは、2008年12月の定期演奏会で共演させていただいて以来のご縁です。
飯森範親さんの指揮で
ハイドン :交響曲第26番 ニ短調 Hob.I-26 「悲しみ」
モーツァルト :ピアノ協奏曲第23番 イ長調 KV 488
モーツァルト :交響曲第41番 ハ長調 KV 551 「ジュピター」というプログラムでした。
12月5日の本番、ちょうどその日は、モーツァルトの命日でした。
ハイドンの「悲しみ」で始まり、モーツァルト最高傑作「ジュピター」で終える構成。ピアノ協奏曲23番の2楽章のアダージョのはかない旋律とともに、深く印象に残っている演奏会です。

昨年2月にもラグジュアリー・クラシックに出演。伊藤翔さんの指揮でラフマニノフ、モーツァルトをご一緒させていただきました。そのときのオーケストラの皆さんの結束の堅さは、驚くべきものでした。困難な状況の中にもかかわらず、というよりそういう中だからこそ”我々のオーケストラを守る”という強い意志が、団員の皆さんの緊密なアンサンブルにつながっていたのかもしれません。

この秋、10月30日には、室内楽シリーズで、コンサートマスターの崎谷直人さん、チェロの首席山本裕康さんとモーツァルト、ショパンのピアノトリオを共演させていただく予定です。ショパン時代のプレイエルとシュタイン・モデルのピアノフォルテを運び入れての演奏会です。フィリアホールにぜひおでかけくださいませ。

コメント