モーツァルト・バースデイコンサート@東京メソニックセンター

モーツァルト・ファンにとって1月27日は特別な日です。ザルツブルクでも毎年モーツァルト生誕記念のコンサートが催されています。
東京タワーの隣にあります東京メソニックセンターで開催されたモーツァルト・バースデーコンサート。普段は、フリーメイソン会員以外入ることができませんが、音楽会などの行事において、私達一般にも開放されています。今日も会員の方の参加は数名にとどまり、会場は駐日オーストリア大使のフーベルト・ハイッス大使はじめ、多くの国際色豊かな聴衆により、華やいだ雰囲気になっていました。
美しいレリーフのある入り口を通って会場へ。
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音楽会場の天井には、Charity、HOPE、IMMORTALITY、NATUREなどの文字が見えます。
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音楽監督ロバート・ライカー氏指揮の東京シンフォニアの演奏で、まず「ハピー・バースデイ」が演奏され、挨拶の後「フィガロの結婚」序曲。続いてフリーメイソンを象徴するフラット3つの変ホ長調の交響曲第39番。後半は、東京シンフォニアのコンサートマスター上保朋子さん(ヴァイオリン)、生沼晴嗣さん(ヴィオラ)を迎えての「ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲」。” my favorite ” の曲が並ぶ嬉しいプログラムでした。
ライカ―氏のお話では、エネルギーに満ちた「フィガロの結婚」序曲で始めた理由の一つは、今年、創立300周年を迎えるイギリスのフリーメイソンへの祝福を込めて、そしてもう一つの理由は、音楽家として活躍する上保さんと生沼さんご夫婦を讃えて・・・とのことでした。
フリーメイソンのグランド・ロッジで変ホ長調のシンフォニーを聴きながら、1784年にフリーメイソンに入会したモーツァルトに思いを馳せました。
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