エキサイティングな子供の日

モーツァルトが使用していた二挺のヴァイオリンが自筆譜などの資料とともに来日。現在、第一生命保険 日比谷本社ロビーにてコレクション展&コンサート開催中です。今日は、18:00からオーストリア大使館にて、モーツァルト関係者に、これら2挺のヴァイオリンが披露され、歓迎レセプションが行われました。
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「子供の日」に、子供用ヴァイオリンを触らせて頂く・・・しかも天才モーツァルトが幼年時代に奏でていたヴァイオリンです!サイズは、1/4と1/2の中間の大きさ。モーツァルテウム財団博物館のラムザウアー博士が優しい笑顔とともに静かに手渡ししてくださいました。幼いモーツァルトが触れたと思うと、ドキドキドキドキ!の瞬間でした。
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モーツァルトの2人の子供たちからモーツァルトの姉ナンネルに受け継がれ、その後、長年個人の所有だったそうですが、現在は国際モーツァルテウム財団の所蔵となっています。
近くに、シャンパンを持った方もいたりして。。。もし、液体がかかってしまったらどうするのだろう、手垢がついたらどうなるのかしら、、、と厳しい日本の博物館に慣れている私にとっては信じられない大らかさでした。
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日本に赴任されて7ヶ月となるフーベルト・ハイッス大使(写真左)とモーツァルト談義のひととき。
オーストリア大使館の建物がある場所は、かつて吉良上野介所縁の地だとか。
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元麻布1丁目、「暗闇坂」に面していて、歴史を感じさせる素敵な街並みも楽しみました。
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最後に、フランク・シュタートラーさんが、成人したモーツァルトが実際に演奏会で使用していたヴァイオリン(右)でモーツァルトのヴァイオリン・ソナタを1曲披露してくださいました。ピアノは菅野潤先生です。
「今日、あなた方は、モーツァルトの楽器を見て、触って、その音を聴きましたので、一番モーツァルトの近くにいるのです。」という国際モーツァルテウム財団のマネージング・ディレクター、トビアス・デブフ氏の言葉。
エキサイティングな子供の日となりました。

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