昨夜から一晩、チャーチで眠っていたプレイエル。午前中からの調律を終え午後からリハーサル。
古い楽器は、乾燥によって木に負担がかかりますので、加湿器をお願いし、本番に備えました。
蝋燭の炎の中での演奏という夢が叶い、気分は19世紀。「夜想曲」というタイトルにも音楽にもピッタリの空間となりました。
プログラム中ほどで、チャーチに常設のオルガンを使いモーツァルト:アヴェ・ヴェルム・コルプスを演奏。ショパンが愛したモーツァルトの音楽が会場に温かく響きました。以前、大阪いずみホールでの演奏会でご一緒した礒山雅先生から「この曲のオルガン演奏のときには、響きを使い過ぎてはいけない。祈りにふさわしい清い音を選びなさい」と仰っていただいたことを思い出し、今回も静かな音色を選びました。
アンコールの「雨だれ」を弾き終え、プレイエルの周りに集まってくださいました皆様と一緒に晩餐会場、タワーズサロン「ルナール」へ!39階から見る夜景の美しさも格別です。
鮮魚のグランメール風 白ワインソースとエビナのエマリュジョン
仔鳩胸肉のロティ グリーンピースフランセーズ カリっと焼き上げた腿肉のサラダ
シャンパーニュは、テタンジェ ノクターン
白ワインは、シャブリ・サンマルタン 2017
赤ワインは、モレ・サン・ドニ 2015
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