モーツァルティアン・フェライン 例会

モーツァルティアン・フェライン 例会が、荻窪のかん芸館 で開催され、「解剖! KV310 のピアノ・ソナタ」と題し、トークを交え、弾かせていただきました。
モーツァルトが残した18曲の中でも屹立している感のある、この名曲に絞り、何がこの曲をモーツァルトの作品の中でも、謎に満ちた、そして比類のない存在にしているのかについて、私なりのアプローチを試みました。
パリに来る前、立ち寄っているマンハイムで作られたソナタとの比較や、先輩作曲家ヨハン・クリスティアン・バッハの同時期の短調の作品との比較などを通じて、モーツァルトの魅力について、分析を試みました。
かん芸館は、紫陽花とドクダミの花が満開でした。打ち上げ会場では、「ベートーヴェンのピアノ協奏曲第6番!」や「パリのサンジェルマン・アレーにあるクリスティアンバッハの家」の話などで盛り上がりました。

コメント