岸田屋

勝どきの第一生命ホールに、アレクサンダー・コブリンというピアニストのリサイタルを聴きに行った帰りに寄りました。

モスクワ出身の若きコブリン。さすがにスクリャービン、ラフマニノフは聴き応えがありました。

勝どき橋の動く歩道には乗らず、運河を歩いて渡って清澄通りを右折。クリスマスシーズンの冬のイルミネーションが運河に映えてなかなかの光景!!

月島に入って商店街を少し歩いたところに「岸田屋」はありました。有名なお店のようですが、土曜日の8時過ぎということもあり、並ばずに入ることができました。でもさすがにコの字型のカウンターに座ることはできず、壁を向いて飲むことに。

「煮込み」で有名と聞いていたので、さっそく注文。

以前、調律師さんに連れていっていただいた北千住の「大はし」と並び称せられるということですが、「大はし」に比べ、味は濃いめです。切り方は大きめで豆腐やネギなどがまったく入らず、ひたすらモツ!!!を味わうべし!の一皿。色はこってりしているのに、何故か嫌みがありません。

黒ビールを一本あけてから、「穴子白焼き」、「やきはま」、「ほうれん草のごまあえ」を頼みましたが、穴子の焼き具合はきりりとした風味で香ばしく、ほうれん草は良い材料を使っているのがわかりました。それぞれにこだわりの味です。

お店の方は、親切で腰が低く、門前仲町の「A七」、湯島の「Sスケ」のように威張ったところはまったくありませんでした。

数え切れないほどのもんじゃの店を見ながら地下鉄に乗り込み、帰途につきました。おやすみなさい。

岸田屋
東京都中央区月島3-15
営業時間 5時から9時ころまでらしい。

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