銀座ハプスブルク・ファイルヘン

爽やかなそよ風の中、五月晴れの銀座に向かいました。ベーゼンドルファーのヨハン・シュトラウスモデルを運び入れてのコンサート。会場は、以前から行ってみたかった銀座ハプスブルク・ファイルヘンです。
オーストリア国家公認のキュッヘンマイスターの称号を持つオーナーシェフの神田真吾さんに初めてお会いしました。素敵なルックスに柔らかな物腰。優しいお声と微笑みで皆さんにご挨拶。

満席の店内で談笑するお客様方も皆楽しそう。オーストリア本場の味を再現しつつ、日本ならではの新鮮な素材、繊細な感性を取り入れたお料理の数々が銀座の食通さんたちを唸らせていました。

味覚と聴覚が繋がっている(耳と喉は、どちらも耳鼻咽喉科担当?!)という話を聞いたことがありますが、今日はお料理と音楽のコラボの日。ウィーン伝統のお料理とともに、ウィーン伝統の音楽を楽しんでいただきました。
ファイルヘン(菫)は、エリザベートが愛した花。私がソプラノ歌手だったらモーツァルトの「ファイルヘン」で始めたいところなのですが、今日は「ファンタジー」でコンサート開始。

ステージの合間に神田マイスター自慢の「シュニッツェル」を個室で頂戴しました。ウィーンででいただくワイルドなシュニッツェルを超える?!ウィーン伝統の味。付け合わせのお野菜の味も洗練されています。
ドレスを着ないでよい日に、またふらりとお邪魔してゆっくり銀座ランチで再訪したいと思いました。

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