アンシャンテ(レストラン)

荒木町の路地裏にひっそりと佇む、隠れ家的なレストランです。
アンシャンテは、「嬉しい」「満足した」という意味のフランス語。
でも気取った感じはなくってフランスの家庭料理をあたたかい雰囲気で出してくださいます。
荒木町に入る目印、外苑東通りエリマキラーメン角の少し先を右に折れ、坂道を下ると、目印の看板が見えてきますので、さらに坂を下りたところです。

厨房がよく見えるカウンターと、テーブルのあるコーナーが分かれたつくりになっています。
カウンター奧の窓からは、緑に覆われた窪地が眼下に広がり、都心とは思えない静かな雰囲気。

「アンシャンテわがままコース」と名づけられたコースは、オードブルバリエ、ピッツァボール、魚か肉料理、パスタ、デザート、コーヒーがひとおり出てきて、3600円とリーズナブル。
この日は、アラカルトにすることにし、黒板に書かれていたヤリ烏賊のフリット、タコや生ハム、チーズなども豪勢に盛り込まれたアンシャンテ・サラダ、それに、名物料理のムール貝ポットSを注文します。
ムール貝ポットは、プレーン、トマト、クリーム味の3種類から選ぶことができ、塩味のプレーンにしましたが、ぷりぷりムール貝は、白ワインのとても合いました。
(下の写真は、お店のホームページからお借りしています。)

ムール貝というとスペイン料理のパエリアなどでおなじみの貝ですが、オーブンで焼かれるとパサパサになっていて、つい「馬鹿貝」と呼ばれていたことを思い出してしまう貝でした。
このお店に入って、すっかりムール貝のイメージが変わりました。
しっかりとした歯ごたえと旨みがオリーブオイルとガーリックの薫りの中でギュッと詰まっていて食べ応えありのご馳走です。

最後に、悪魔風と名づけられた鳥料理。
ピリっとした辛みからきた名前かもしれませんが、トマト風味のソースとスパイスが刺激的な一品です。
どのお料理もボリュームたっぷり!でリーゾナブル。
すっかり満足して、雨の荒木町をあとにしました。
ダイエットはまたまたおあずけになってしまいました。
アンシャンテ!

アンシャンテ
東京都新宿区荒木町11-8
03-3351-7760

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