すっかりお馴染みとなった神戸の「ストリートピアノ」。
今日も女子高校生2人が楽しく連弾を奏でていました。
ピアノがそこにあるだけで、感動と出会いが生まれます。好きな曲を一緒に弾いたり、互いに聴き合ったり。ピアノという楽器が、人と人の心の懸け橋になっているのを見るのは嬉しいものです。
この「ストリートピアノ」が縁で出会った二人が、ゴールインしたケースもあるとか。これからも「ストリートピアノ」から様々な「ストーリー」が誕生するかもしれません。
昨日はミント神戸サロンコンサートに出演。ベートーヴェン生誕250年のプログラムを演奏させていただきました。ミント色の爽やかなビルの最上階にあるミントテラス。
秋晴れの中、会場からの眺めも最高。ぽかりと浮かぶ雲を見ながらリハーサルに入りました。
モーツァルトの幻想曲を弾いていると1羽のカモメが悠然と空中を飛んでいるのが目に入りました。そのうち2羽になり、二人で空のランデブー。変幻自在に展開するファンタジーと自在に空を飛ぶ鳥の姿はどこか似ているような気がしました。
「悲愴」「ワルトシュタイン」を弾く中で、「闇から光へ」のエネルギーをベートーヴェンからいただいた一夜でした。お世話になりました神戸新聞社の皆様に御礼申し上げます。
いつもと違うピアノ、いつもと違う調律師さんでの演奏は、戸惑うこともあるのですが、光を当てていなかった音が突如強烈に意識にのぼったり、普段と異なるバランスに新鮮さを感じるのが、面白い現象です。久しぶりのサロンの雰囲気を楽しみながら弾かせていただきました。
一夜明けた今朝も秋晴れが続きました。ベランダの鉢植えの花たちも嬉しそう。
今夜の「ブルームーン」が楽しみです。
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