美女と野獣のトーク&コンサート@ベーゼンドルファー・ジャパン

昨日は、真嶋雄大先生による「美女と野獣のトーク&コンサート」に出演させていただきました。

美女は一朝一夕では作れず・・・、せめて「音美女」を目指して?!弾かせていただきました。
前半にバッハ、ベートーヴェン。後半にモーツァルト、ショパン。

真嶋先生にコンサートやCDなどの批評を頂いたことはありましたが、ご一緒させていただくのは初めて。楽屋でのトークがそのままステージでのトークにスイッチ。一応の流れを決めてあとはほとんどアドリブで。演奏の合間に、作曲家のこと、モーツァルト自筆譜発見の話、楽器の歴史のこと、曲にまつわるエピソード、ベーゼンドルファーの特徴などについて対談。サロンならではのアットホームなトークコンサートとなりました。

2011年に出版された『ピアニストの系譜』は、ピアニズムの潮流を検証するという膨大な調査に取り組まれた情熱の1冊でした。今は他界された多くのピアニストのインタビューコラムも興味深く、印象に残っています。

先週は、真嶋先生もご執筆されておられた「レコード芸術」廃刊というニュースに驚きました。これからはCDではなく「配信」の時代になっていくのかもしれませんが、真嶋先生がコンサートの中で私のCDを皆さんにご紹介くださり、コロナ禍で行われてこなかった「サイン会」も久しぶりにさせていただきました。

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