安曇野でリサイタル

「モーツァルト生誕250年久元 祐子ピアノリサイタル」(久元 祐子のピアノとふれあう会主催)をさせていただきました。
当日、近所のおそば屋さんでかきあげ付きざるそばを食べてからホールに到着。前半に弾くクラヴィコードを車から降ろし、ふと外を見ると、朝の晴天はいったいどこにいってしまったのか、横殴りの雨と稲光です。
ワルトシュタインの1楽章をそのまま思わせるような風の音、稲妻が開始しました。遠くで落雷の音!「え~、どうしよう。」と思ってあきらめてリハーサルを開始しました。
その間、館長さんが「オヤキがヘンだぞ。おい、オヤキオヤキ」と大声でおっしゃっている声がしたので、一瞬、去年いただいたおいしいお焼きがどうかしたのか?と思っていたのですが、あとで、落雷のせいで、電話の親機が故障してしまったことが判明。大笑いしました。
まもなく、日の光が差して、第2主題のメロディのようなあたたかい空模様に変わりました。田圃にふりそそぐ雨の音、小鳥の鳴き声、ホールのすぐ前にセキレイが巣を作っていて、可愛い姿も見せてくれます。安曇野は、本当に自然がいっぱい!
安曇野にお伺いさせていただくのも9回目になりました。あたたかく見守ってくださる安曇野のお客様に心から御礼申し上げます。館長さん、今回もいろいろとありがとうございました。

0605-6

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