第38回セレモア立川総本社大感謝祭コンサート

セレモアコンサートホール武蔵野で開催されました「歌とピアノの楽しいコンサート」に、田中純さん(バリトン)、高橋薫子さん(ソプラノ)、礒山雅先生(ナビゲーター)と一緒に出演させていただきました。
モーツァルトから日本の懐かしい歌まで。二重唱、独唱、独奏・・・愉しい演奏会となりました。

ザルツブルクの民族衣装(ディアンドル)で可憐なツェルリーナ登場!
♪モーツァルト:ドン・ジョバンニ「お手をどうぞ」に会場はドキドキうっとり。

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♪モーツァルト「すみれ」
野に咲く小さなすみれが女の子に恋し「僕を摘んで胸に押し当ててほしい・・・」と願うのに、女の子はすみれに気づかず踏んずけてしまう、という悲劇。踏まれても幸せ!のフレーズで「属7」の喜びの和音になります。この嬉しい瞬間の和音、「アタックが強くならないで深い響きが欲しいの。」と薫子さん。若くて元気な喜びでなく、深くてしっとりした悦びの音・・・。ディーヴァからの貴重なアドバイスでした。

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♪R・シュトラウス「万霊節」
万霊節は、日本風に言えば、お盆のような日。私の大好きな歌曲の一つです。
「僕の胸においで、そして君をまた抱いていたい。あの五月のときのように」
亡くなった愛する人との語らいが、官能的な和音の上に謳いあげられる後期ロマン派の名曲です。

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ナビゲーターの礒山雅先生の名解説とともに進んだコンサート。対談コーナーではベーゼンドルファー・ピアノ談義をさせていただきました。

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ご来場くださいましたたくさんの皆様、そしてお世話になりましたセレモアの皆様に御礼申し上げます。

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