国立音大「室内楽作品研究」開始

今年から受け持ちとなった「室内楽作品研究」。
先週、ガイダンス、自己紹介、受け持ちの曲決めなどを行ったあと、
今日から授業開始です。

モーツァルトのホ短調KV304のヴァイオリン・ソナタで始めました。
弦をこすって音を出す楽器とハンマーを打って音を出す楽器。
純正律と平均律、楽器の大きさの違いなど数々の相違点を克服しながら、いかにアンサンブルしていくか。

ちょっとしたコツでみるみる溶け合ったり、イメージの持ち方ひとつで二人がピタッとひとつになったり。

これから半年、感性も体もしなやかな若者20人と一緒にいろいろと試みながら、新しい気持ちで室内楽の世界を味わっていきたいと思っています。

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