弘前学院大学礼拝堂にて行われましたピティナ・ピアノステップにアドバイザーとしてお伺いさせていただきました。
礼拝堂でのステップは、初めてです。
ステンドグラスの色が時間とともに変化し、それはそれは美しい会場でした。荘厳な雰囲気と静かなたたずまい、音楽を奏でるのに、ピッタリの場所でした。
参加者の方もゆったりと構え、音楽とじっくりと向き合っておられる方が多いように感じました。こういう豊かな残響のホールで弾く経験は、「音を楽しむ」感覚を養ってくれるように思います。
あまりにも残響がありすぎると、お風呂の中で歌っているように、すべてうまく？！聞こえてしまいますが、カサカサとしたデットな場所だとつい、アラさがし的な耳になってしまい、心もかさついてくるような気がするのです。
豊かな感性と大人顔負けの「歌心」を持っている演奏のときには、思わず乗り出してしまいました。そんな「音楽」のときは、少々のミスもまったく気になりません。プロ、アマ、大人、子供のカテゴリーを超えて、「聞かせてくれてありがとう！」という気持ちになります。
コーラスとのアンサンブルあり、オカリナとのコラボあり・・・個性にあふれたステップでした。
お休み時間は、とれたてのリンゴや弘前銘菓などをいただきながら、北海道からいらした竹中先生、そして横浜の寺北先生とともに、和気藹々と進めさせていただきました。
夜は、弘前の味を堪能させていただき、楽しく賑やかなひととき。新鮮なお魚の数々は、絶対に東京では食べられない！潮の香りとプリプリした歯触り、活きの良さは絶品です。弘前の豊かな食文化に感動の晩でした。
お世話になりました支部長の松山たづ子先生、事務局の田中みゆき先生はじめ、スタッフの先生方に、心から御礼申し上げます。
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