ダンディフォー・コンサート

日本航空、伊藤忠商事、京王プラザホテル・・・それぞれ厳しいビジネスの世界で活躍される中でコーラスを組まれている4人組です。

発祥は、札幌。「北のデュークエイセス」と呼ばれて人気がありました。
10数年ほど前、ピアノ伴奏を弾かせていただいた頃があり、久しぶりにダンディなステージに伺いました。
今日は、北海道の歌、台湾、沖縄民謡、クリスマスソングと続きます。

いろいろな意味で難しい時代、仕事をかかえた企業戦士たちのストレスは、いかばかりかと思いますが、そういう苦労を、歌の持つエネルギーと明るさと友情で乗り越えてしまう。
歌と友がある人生は、なんと素敵なことかと思います。仕事を卒業されてからもその豊かな時間を持ち続けることができるのは、さらに幸せなこと。

10年前とほとんど変わらない4人のお姿を拝見し、あらためて歌の持つ力を再発見した次第。
これからも永く永く続けていただきたいと思います。

いつまでもお若い4人のおじさまたちそれぞれに、優しい奥様がサポートしておられるのですが、この奥様方がまた美しい方ばかり。
なんとも幸せな4人のおじさまたちでした。客席は、その幸せな4人組をやっかむような、はやしたてるような、独特の雰囲気で異常に盛り上がり、楽しむことを楽しもう、というラテン的なノリでした。

会場は、Live Bistro 「音の箱」。ネノハコと呼ぶこのライブハウスは、目黒駅から1分という立地条件のビルにあります。ライブハウスということで、お食事のほうは、まったく期待せずに出かけたのですが、それがあにはからんや、自然素材にこだわったいいお味でした。

隣の男性が注文したマルゲリータがなかなか出てこないのですが、1枚1枚手作りで釜で焼き上げるので時間がかかるとのこと。
レンジでチンというお店が多い中、コンサートの200人のお客さんに、ひとつひとつ丁寧にサービスしてしまう心意気に驚きました。

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