久しぶりの青森

青森に23日夜到着。久しぶりの青森です。
20代の頃に9ヶ月住んだことがあり、いつ訪れてもとても懐かしい街です。
飛行機でお隣さんになっった男性は、花見のために帰ってこられたそうですが、今年は、気候不順。どうやらお花が咲いていない桜祭りになりそうだ、と笑いながら話しておられました。

昨日は、朝11時からお昼休憩をはさんで5時半までレッスン。
可愛いリンゴのようなほっぺの子供たちがコンクールの課題曲を弾き、本番でのいい演奏を目指してがんばっています。

それぞれの子供によって個性はいろいろ。
子供にとって決して簡単とはいえない課題曲1曲1曲について、姿勢や指使い、全体のコントロール、そしてテーマの提示力などを一緒に考え、磨いていく5時間でした。
小さい手でどうしたら自然な動きができるだろう、弱い指でどうしたらしなやかな旋律が描けるだろう・・・・。
解決策を一瞬でみつけるのは容易ではありませんが、少しでも道筋の見えるための助けになっていただければうれしいです。

子供たちにとって、厳しすぎる先生はピアノが嫌いになる、優しすぎるとピアノがうまくならない・・・といわれます。
子供たちの演奏を聞きながら、先生方やお母様たちの普段の教育と情熱を感じるひとときでした。

終わってから自分の練習を2時間ほどさせていただき、「佐渡が鮨」で、歓談のひととき。普段のご苦労、レッスンでのエピソード、イベントでのハプニングなどなど。
子供たちに音楽の素晴らしさを伝えておられる先生方の真摯な姿勢とエネルギー、そして情熱に脱帽です。

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