春の安曇野・童謡祭り

豊科公民館ホールにおいて開催された第47回童謡祭にお伺いさせていただき、ソプラノの横山美奈さんとともに演奏させていただきました。
継続は力なり・・・と言いますが、これまで47年、毎年、続けてこられた地元の方々の不断の努力の賜物と思います。

郷土の詩人、藤森秀夫先生を偲んで、ということで、藤森先生にちなんだ童謡の演奏、また地元の合唱団の演奏、作曲コンクール、そしてゲスト演奏と盛りだくさんな内容です。
今年はショパン年ということで私のソロは、ショパンを数曲弾かせていただきました。

横山さんの力強く、こまやかな歌声で、藤森作品からは、「フリージア」など3曲。また美智子皇后様が高校生の頃作詞され、故山本直純氏の奥様が作曲された「ねむの木の子もり歌」など日本語の美しさと情感がしっとりと表現された曲など数曲。
たくさんの子供たちと一緒に、音楽で通じ合うことができた楽しい子供の日でした。

コンサート終了後、安曇野コンサートホールにお邪魔し、長谷川館長さんと奥様としばし歓談。秋のコンサートのお打ち合わせなどし、戻ってきました。
安曇野は、季節ごとに違った表情を見せてくれます。自然の表情の微妙な変化、大胆な動き。
今回の長野滞在中も、一日ごとに風が変わり、木々の色が変わり、蕾だった桜の木が数日のうちに花開いたり・・・。
季節が動いている!ということが実感できた数日間でした。

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