プレミアムコンサート

新車発表会というのは、おなじみの方も多いと思いますが、
今夜のオペラシティコンサートホールは、新車ならぬ、新機種ピアノのお披露目会でした。

名づけてTHE CF SERIES DEBUT CONCERT

ヤマハCFXを使っての演奏は、清水和音さん。
清水さんは、若い頃にお聴きしたことがあったのですが、いまや堂々たる円熟期に入っておられる貫禄のピアニストでした。

月光ソナタ、ラヴェルの水の戯れ、亡き王女のためのパバーヌなどに続いてショパンを3曲。後半のチャイコフスキーのコンチェルトでは、見事なオクターブ連続を披露。

演奏後の清水さんに、新商品について指揮者の小林研一郎先生がインタビュー。「ひどい腕前の人でもいい音が出ます」という清水さんのコメントに、会場大爆笑。
安定性のある強靭なピアノという印象を強く持ちました。

普段演奏会では、席でじっとしているか、プログラムを読んでいるか、トイレに行ったりしていることが多いのですが、今夜は、お世話になっているお店の方や、恩人や知人にお会いできて、話しこんでしまった休憩時間でした。

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