「屋根」

富良野演劇工場の東京公演が新国立劇場に於いて行われ「屋根」を観劇することができました。
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大正12年、厳しい開拓時代の富良野を舞台に劇が始まります。貧しくとも逞しく生きる家族たち。「ベアトリ姉ちゃん」「秋田音頭」などが元気いっぱいに歌われる前半から一気に暗転。戦争、敗戦そして高度成長で物が溢れる時代へ。
その流れの中で失ったものの大きさ、そして経済優先社会の中で、お金では買えない真心や幸せとはいったい何か。。。
倉本聰氏の厳しく熱いメッセージが突きつけられる舞台でした。
家族の歴史を見守ってきた「屋根」を中心に展開される舞台。
主人公しのを演じる森上千絵さんの強烈なエネルギーには、ただただ驚愕!
全国公演は、3月24日まで。

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