「ショパンの音色」

朝10時半からヤマハ池袋店にて。
今年出版となりました作曲家ダイジェスト「ショパン」を題材に、レクチャーコンサートをさせていただきました。

ノクターン20番 遺作、幻想即興曲など、ピアノの先生方にとってはおなじみの曲を中心に、ショパンの音色、ということでお話を進めながら演奏させていただきました。
ショパンの持っているはかなさ、ガラスが音をたててくずれていくような滅びの美学、内に秘めた情熱 ― それらをいかに音にしていくか、ピアノと一体になっていかに響きとして伝えるか。
ショパンへのアプローチは様々ですが、ショパンの残した楽譜から音符のむこうにある心情を音にする、ということを目指しました。

お集まりくださった先生方の熱心さに、感服する2時間でした。

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