坂戸市「子供の夢」プロジェクト

坂戸市が行っているプロジェクトのひとつです。
七夕祭で、子供が短冊に書いた夢、その夢に近づくためのプレゼント。

宇宙飛行士なりたい、と書いた子供には、プラネタリウム製作家のお話。
水泳選手になりたい、とい子供にはプールの招待券とプロのお話。
お金持ちになりたい、という夢の子供にマネー講座・・・などなど。

何かしら夢を実現するための方法に近づかせてあげよう、というわけです。

「ピアノが上手になりたい」夢を持った低学年の小学生たちの中から抽選で30人が、坂戸からマイクロバス2台でセレモアコンサートホール武蔵野にやってきました。

「ホールは涼しいですから、薄着をしてこないように!」という市の注意は無視。みんな元気いっぱいショートパンツに真っ黒に日焼けした手足、という出で立ちです。

トルコマーチでお迎えしました。最初は、ピアノ4台、クラヴィコード1台がずらりと並んだ会場の前でしばし戸惑い、一瞬ホール内に入るのをためらっていたのですが、一人が入るやいなやド~っとピアノのまわりに集合。

童謡や久石譲氏の歌なども交えながら、今年生誕200年を迎えたショパンを中心にじっくり聴いてもらいました。
最後は、「おもちゃのチャチャチャ」を5番まで、5台すべてを使って弾きました。普段絶対弾かないような曲なのに、不思議にクラヴィコードにぴったりで嬉しくなりました。
もしかしたら私自身が一番楽しんでしまったのではないか、と思われる夏休みの楽しいコンサートでした。

コメント

  1. yuko より:

    いつでもおっしゃってください!
    是非、聞き比べていただければと存じます。
    曲がシンプルであればあるほど、
    それぞれの楽器の音色の違いが浮き立つように思いました。

  2. nishisan より:

    いつか、
    おもちゃのチャチャチャを聴かせてください。