朝10時、成田空港へ。
オーストリア航空の直行便でウィーンへの旅に出発!
全身真っ赤な衣装のスチュワーデスさんが「グーテン・ターク」と迎えてくれます。
機体がちょっと古い感じで、大丈夫?と思っていたら、なかなか空に飛ぶ気配がありません。2時間たっても地上の人なのです。
そうこうするうちに
「左エンジンにトラブルが発見されました。いったん降りてください」
というアナウンス。左エンジンの前の座席にいた私は、一瞬ギョ!
がっくりしながら、
「まあ、飛び立ってからでなくてよかった」
と携帯電話の電源をつけたとたん、事務所からの電話。
「内田光子さんがグラミー賞をとられて、そのコメントと解説をピアノの前で、というテレビ取材の仕事、今日中に収録お願いします」
「ごめんなさい、今、空港にいて無理なの~。」
そして別件で、ラジオ番組の出演も飛行機の上にいる時間とわかり、丁重にお断りを入れます。
重なるときには不思議に重なるものです。
関係者の皆様、ごめんなさい。
コメント
> 左エンジンを直してから飛んだのか、
> それとも別の機体に換えたのか、
機体が見える位置に陣取って窓から様子を見ていたのですが、1時間あまりの待ち時間のうち、
ほとんど修理をしている気配もなく、
「これは、もっとゴージャスな飛行機に乗り換えるってことだよね!」と皆で言い合っていた矢先、
「すぐに、もとの飛行機にお戻りください」 のアナウンス。
「え~大丈夫か?!」という表情で、皆機体に再搭乗。
ウィーン空港に無事着いたときは、ホッとしました。
> 飛行中、さぞや、窓の外のエンジンが
> 気になったことでしょうね。
ホント!
ときどき左の窓から祈るような気持ちでエンジンを見てました。
帰ってきたんだ。
珍道中のブログが楽しみですが
いきなり、これですか。
左エンジンを直してから飛んだのか、
それとも別の機体に換えたのか、
飛行中、さぞや、窓の外のエンジンが
気になったことでしょうね。