いざ、秋の北海道へ!

札幌エルムホールと苫小牧ミュージックサロンEMUにおいてリサイタルをさせていただくことになり、ANAで札幌空港へ。
エルムホールは発寒駅下車。

地名からして油断できない感じがして、しっかり着込んできた北海道ですが、温かいのなんの・・・。防寒服はすべて「お荷物」になってしまった今回の旅でした。

残響が助けてくれるホールは豊かなfやドラマティックな場面で心強い限り。逆に歯切れの良い場所でふわっとなりすぎないようコントロールが必要。第2楽章のテンポもホールの残響によって微妙に変わります。今回は残響が豊かな分、せかせか弾くと音が混じってしまいますから注意!なんてことを1年ぶりに再会する(ハンマー交換後初対面)ピアノと対話しながら、2時間ほど練習。

リハーサルを終え、発寒駅に戻ると「先程、銭函ほしみ間で、鹿と電車が衝突したため車両点検中です。運転再開までしばらくお待ちください」というアナウンス。
銭函という現実的な名前の駅と、ほしみ(星を見る?!)というロマンティックな名前の駅の間で起きた事故。鹿が線路に?!と仰天したのですが、周りの人誰もが驚かないことに驚いてしまいました。最近、野生動物がよく出てきて、このようなことが日常茶飯事なのだとか。

ホテルにチェックイン後、近くのお寿司屋さんに。隣に座っておられた北大教授のご夫婦。ご主人は一橋大学のご出身で「国立通りよ~く知ってる!」そうで、奥様は神戸大学出身で「学生時代ずっと神戸に暮らしてた!」とか。世間は広そうで狭く、人と人はどこかで接点やご縁があるのかもしれません。先生お勧めの「北の勝」という美味しいお酒。本番前夜なのでちょこっとだけいただいてお暇しました。

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