PTNA課題曲説明会 

浜離宮朝日ホールで行われたPTNA課題曲説明会の会場は、超満員。バロック、古典、ロマン、近現代という4つのカテゴリーそれぞれの課題曲の解説と演奏ということで、私は、古典のカテゴリーを担当させていただきました。

朝の基調講演から夜の近現代まで。
聴講は、体力勝負の長時間に及びます。
「ちょうどお昼ご飯を食べてからの古典が一番眠くなる時間なんです。
最後の近現代を聴くころは、倒れる寸前」
とおっしゃっておられた先生もいらして、私の担当の時間帯は、皆さんお休みになっておられる中弾くことを覚悟?!していたのですが、あにはからんや、すごい熱気で会場はヒートアップ。
メモを熱心にとる先生、指を動かしながら聴いてくださる先生、にこやかにうなずきながらコンタクトをとってくださる方など様々ですが、一様に、先生方の情熱が会場の一番後ろの席からも伝わってきました。

レベルによって初級から上級までの曲を20曲あまり。1時間20分は、あっという間でした。
特に古典派のソナタなどは、通して弾くと長い曲も多く、上級の曲は、基本的なことのお話で、あとの応用を皆様にお願いする、という感じでしたが、古典演奏の命とも言える形式感と和声のお話を中心に、タッチや音色、そしてディナーミク、テンポ感など演奏法などの注意点をまじえながら、演奏させていただきました。

コメント