アンサンブル小金井とリハーサル

早朝、諏訪から東京に戻り、夜は、武蔵小金井の宮地楽器ホールで、アンサンブル小金井との合わせ。
今日と明日の合わせのあと、明後日の本番に向けて追い込みです。
シベリウス交響曲3番とラフマニノフピアノコンチェルト2番。
スプリングコンサートですが、北の、しかもハ短調の曲。なかなかのプログラムです。
シベリウス3番は、あまり演奏されることが多くない曲ですが、今回近くで聞けることも楽しみです。

指揮の木村康人さんは、ピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラ、作曲を学び、ウォルナットヒル芸術高校、ニューイングランド音楽院、マネス音楽大学指揮科、そして国際基督教大学大学院で音楽学の修士取得、という多彩な才能の持ち主。
音楽の流れは、理知的な流れのアプローチのように感じました。
クレッシェンド、ディミニュエンドのことを「松葉マーク」という演奏家仲間が多いのですが、
木村さんは、「ヘヤピン」と呼ばれ、ほかにもいくつかアメリカの音楽の現場で飛び交っていた英語の端々が聞こえてくるようで、楽しかったです。
特にラフマニノフは、テンポが変わりやすいので、テンポの微妙な変化、全体の設計について、こまかな打ち合わせを行いました。

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