初めての北京

6月1日午後、瀋陽から北京に移動。飛行機で1時間半ほどです。
北京に到着すると高いビルが建ち並び、天安門のスケールの大きさには驚きました。
今日は、万里の長城に向かいます。ガイドさんが
「今日は、雨になってしまいました。必ず傘を忘れずに持って行ってください!」
と残念そうに声をかけてくださいます。
先週は、車の渋滞で長城に時間切れで上ることができず、おまけに雨が降っていたとのこと・・・・。
ところが、車で移動中、再びガイドさんの声。
「みなさん、奇跡が起こりました。すごい晴れです!天が味方をしています」
中国でも「晴れ女」記録更新です!
しかも渋滞がなく、すいすいと進みました。
「男坂、女坂、どちらかを選べます。男坂は、短いがとてもきつい。女坂はゆるいけれど長い」
天が味方しているのなら・・・と迷わず男坂を選びました。
覚悟して上った男坂でしたが、想像していたより楽に上ることができ、気分爽快。
午後からは、北京中央音楽院にお邪魔しました。
中国国歌を作曲した作曲家の銅像を通り、校舎へ。
入るとすぐに、事務局があるのですが、驚いたのは、練習場の使用状況が一目でわかる、色別の一覧表がコンピュータ上に表示されていることでした。窓つきの部屋、今使用中の部屋など、IDカードをかざすとすぐにわかるのです。練習場確保のために、行列する必要もありません。
ホールは、王宮の建物を改造したもので、由緒ある造りになっていました。
伝統と最新のIT技術が同居している感があります。
夜は、京劇鑑賞。長富宮飯店へ。
ホテルの中にある梨園劇場は、中国版オペラハウス。最前列は、中国茶とナッツや乾き物などのおつまみが用意されていました。
中国でつくられたピアノの音も大きかったのですが、京劇もマイクからの音が大きく、驚きjました。
BEIJING OPERA とあり、歌舞伎よりおもしろいです!というガイドさんの言葉でしたが、その若いガイドさん、まだ歌舞伎も京劇も見たことがないそうです?!若い人はあまり行かないのだとか・・・。
舞の動き、剣さばき、美しい衣装、特別な訓練を受けた演者たちによって、繰り広げられていました。
驚いたのは、伴奏者がすべて暗譜で演奏していることでした。体にすべて入っているのでしょう。
夜は、ワンフーチンで最後の晩餐。
楽しい中国旅行が、無事終わりました。

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