鯖江ファンクラシックス

鯖江文化センターで行われた、「音楽の歴史とともにあゆむ音楽講座シリーズ」に出演させていただきました。
今回は、第2回 「クラシック ~ハイドン・モーツァルト~」です。

2時間にわたり、演奏とお話で、ハイドンとモーツァルトを取り上げさせていただきました。
二人の個性の違い、演奏の留意点、各々の曲の魅力などにふれました。
富山県など県外からいらした方などもおられ、皆様の熱心な雰囲気が印象的な一日でした。

それにしてもこの 鯖江文化センター大ホールは、音響が素晴らしく、弾いていてとても気持ちが良いのに驚きました。反響板を見ますとペラッとした平面ではなく、ちょっとゴツゴツした凹凸があり、またステージの板が、客席に向けて縦に張られています。
これは、札幌の コンサートホール・キタラ でもたしかそうだったように記憶しているのですが、音が、スーッと客席に伸びていってくれて、奏者にとってありがたい構造です。

講座の前後に子供たちのレッスンもさせていただきましたが、それぞれに自然に音楽を表現するのびやかな子供たちが多く、楽しい時間でした。

昨日、
「明日から福井県の鯖江に行ってきます」
と申し上げましたら、
「あ~、メガネの町ですね」
と言われました。メガネに縁がない私は、存じ上げませんでしたが、ここ鯖江は、国内生産フレームの90パーセント以上のシェアを誇る「めがねの聖地」だそうです。
すべてが終わって電車の時刻まで20分ほどある!ということで、目の前にあるメガネミュージアムへ直行。
様々な色とりどりのフレームを見たり、実家の母に、「かけ心地」ならぬ「かき心地」にこだわったチタン製の耳かきをお土産に買い、特急白鷺に乗って、帰途につきました。

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