阪神・淡路大震災から19年

毎年1月17日が来ると、19年前の寒い朝のことが思い出されます。

午前5時46分。

当時、札幌におりましたが、テレビの画面に次々と映し出される神戸の惨状に、茫然と立ち尽くしました。
つい2週間前に神戸でお正月を過ごしたばかり。そのとき通った道が崩れ、建物が倒れている画面は、およそ信じられない、悪夢を見ているようでした。

主人は、そんな故郷の様子に無言で肩を震わせていました。

お正月のお膳の片付けをしながら
「おかあさま。戸棚の上に瀬戸物とか置いたら地震のとき危ないですよ。」と言う私に
「東京と違って関西は地震がないから大丈夫」と笑っていた義母でしたが、
「震災のときは、テレビが落ち、庭が揺れて、本当に本当に恐ろしかった、怖かった」と、あとになって
そのときのことをいろいろ話してくれました。

今朝は、「1.17のつどい」が行われ、NHKの全国ニュースでも15分にわたって、特集が組まれました。

犠牲者の方々に、静かに黙祷を捧げました。

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