食のイタリア

今回の旅は、原稿の締切を5本抱えたまま出国したため、飛行機の中、空港の待合室など空き時間はすべて原稿書きに追われました。アテンダントさんに「Are you OK?」と心配されたのですが、体調良く乗り切れたのは、イタリアの食のおかげかと思っています。

コンピュータ

ちょうど秋の収穫シーズンで、今が旬というボルチーニ、そして新鮮な魚など豊富な食材から、自然のエネルギをいっぱいいただくことができました。

20140914_222718 魚

スーパーや市場にも採れたて野菜が並びます。

20140914_222618 野菜

ファツィオリの社長さんが、「これまでの人生で食べたボロネーゼ・スパゲッティで一番美味しかったのは、東京のイタリア料理店だった」とおっしゃったのには、皆で大笑いしましたが、イタリア料理は、何より素材で勝負!という感じがした次第です。

いくつかのレストランでサラダを頼みましたが、オリーブオイル、塩、そしてバルサミコが瓶ごと添えられていて、自分でかけて食べるというものでした。1塩、2オリーブオイル 3バルサミコという順番でかけるのがコツだそうです。おそらく一番うまく材料に馴染むということでしょう。この単純な食べ方が新鮮野菜をよりいっそう美味しくしてくれました。

(以前、中華料理のお店で餃子にかけるタレを小皿で作るとき、1ラー油 2酢 3醤油 という順番を教えてくださった方がいましたが、この順で入れると一番よく混じるからだそうです。)

帰国後、大学出講、原稿の提出、神戸との往復・・・と徹夜に近い状態が数日続いていますが、相変わらず元気なのは、おそらくイタリアでの「サラダ習慣」を、日本に帰ってきても続けているせいかもしれません。ビタミン万歳!

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