ラトビアの音楽と文化

神戸市とリガ市が姉妹都市締結して41年目に入りました。
今日は、神戸うはらホールにおきまして「歌とピアノとトークによる ラトビアの音楽と文化」が開催され、ゲストのウナさんと一緒にラトビアの音楽を紹介させていただきました。
私が初めてラトビアを訪れたのは1991年のこと。まだソ連領の時代でした。ソ連のコンサートツアー、最後の訪問地でした。
ソ連からの独立運動が高まっていたときでしたので、混乱の中演奏会が成り立つのか不安を抱えての出発でしたが、「政治と音楽は別。僕たちは音楽で一つになれる」とラトビア国立交響楽団のメンバーの皆さんが言って下さった日のことは忘れません。
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それがご縁で交流が続いたラトビア。
ワーグナーホールや世界遺産のブラックヘッヅでのコンサートなど、それぞれに想い出深いツアーです。
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今日は、バッシュの「想い出」で始め、ラトビア国歌、そして「凍った海」、「もしも私か」などの民謡を映像とともに聴いていただきました。
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「百万本のバラ」は、加藤登紀子さんのヒット曲として有名ですが、もともとはラトビアの曲。「マーラ(神様)は、私に人生をくれた。けれど幸せをくれることを忘れた」という深い哀しみの歌が原曲です。ソ連に入り歌詞が変わり、加藤さんの歌はロシア語版の邦訳です。
今日は、全く雰囲気の異なる原曲を聴いていただきました。
後半は、主人が少しお話しさせていただき、皆様との意見交換の場となりました。
シルバーウィークの初日、足をお運びくださいましたお世話になりました皆様に御礼申し上げます。

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