昨年のモーツァルト講座に続き、熊本でベートーヴェンの講座をさせて頂きました。場所はピアノ・ハープ社のピアノギャラリーです。
新約聖書に例えられてきたベートーヴェンのピアノソナタ32曲。
今日は、あまり演奏されることのない、少年時代に作曲された選帝侯ソナタにも触れながら、若き日のベートーヴェン像、楽器の進歩と楽曲の緊密な関係、そして中期の傑作群、晩年の作風など2時間で終わらせるのは不可能という巨大なテーマに対峙しました。
講座などでは5回~10回に分ける内容を一度に、、、ということでしたので、深く掘り下げて、、というより俯瞰しながら、要所で演奏するというスタイルをとらせていただきました。
ピアノの先生方からのリクエストで、1番がベートーヴェン、2番がショパン、3番がバッハだったそうです。
次はショパンで来てくださいね!とおっしゃって頂きました。ショパンのピアニズムについて、次回は曲数を出来るだけ絞って掘り下げたいと思っています。
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