時間の恵みとしての音楽

3月12日午後3時から4時半、法人会砂川東支部女性部会研修会が行われました。
今回は、礒山雅先生のお話の合間に、私のピアノと山崎法子さんの歌をはさんでいくというスタイルでした。先生のお話は、深く、かつわかりやすく、会場の皆さんとともに、「時間の恵みとしての音楽」について感動をもって聞かせていただきました。
「音楽は時間芸術」という言葉は知っていても、具体的につきつめていく機会はなかなかありません。時間の日常性が消滅していき、音楽によって別の時間秩序に入っていく。毎日私がしている”演奏”という行為は、日常から非日常の時間への飛翔を目指しているものです。
先生の様々なお話のあと、プログラムの最初の曲であるシューベルトの An die Musik をアンコールとして演奏。
先生のお話を通して「音楽と時間」について思いを馳せたあとで

「よりよい時間の天国を私に開いてくれた、やさしい芸術よ、私は君に感謝する」

の詩が、最初以上に説得力に満ちた感動をもって胸に迫りました。
お世話になりました法人会砂川東支部女性部会の皆様、本当にありがとうございました。

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