バッハ:マタイ受難曲

午前中は、練習。
午後、出版社の方と校訂の打ち合わせを終え、「杜のホール・はしもと」へ。
夜は、バッハのマタイ受難曲に身をゆだねる時間を過ごしました。

磯山雅先生 presents 「バッハの宇宙 完結編」です。

若々しい出演者の皆さんのパッションとエネルギーが会場に伝わり、密度の濃い演奏会に、心を洗われる思いの一夜でした。

アメリカと日本の国際交流によって行われた今回の試み。
「対話」や「応答」といった要素が、本来の原点の姿で演奏され、今まで感じることのなかった臨場感を感じることができました。人の心の持つ様々な面がリアリティを持って迫ってきたのです。

ジョシュア・リフキン氏の的を射た的確な指揮のもと繰り広げられる演奏に大きな拍手が寄せられました。

英語圏の歌い手さんの響きは、ドイツ語にしては明るい感じで、ちょっとオペラを思わせるようなドラマティックな雰囲気がありますが、一人何役もこなす、今回の試みを若さとエネルギーで乗り切っていてさすがでした。

アルトの坂上賀奈子さんの気品のある歌唱をはじめ、オルガンの大塚直哉先生ら日本勢の活躍にも拍手!

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