太刀魚のお鮨をいただきました。
秋刀魚、鰺、鯖など、ひかりもののお寿司には目がない私ですが、太刀魚のお寿司というのは、初体験です。
「太刀魚と飛び魚の違いがわかる?」などとくだらない話をしながら、まず半信半疑でひと口。
焼き魚やムニエルならわかるけど、ナマで食べて大丈夫な魚だったの?と最初は、譲り合いだったのですが、「え~!美味しいじゃない!太刀魚って!」「うん、いける!」と太刀魚のポイントがドーンと上がります。
即、何切れずつ分配するかの話し合い。一本釣りの太刀魚は銀箔が剥がれることはなく、鮮度が抜群なのだそうです。
木頭村の柚子100%の絞り汁を太刀魚に使用ているそうで、鮨飯と一緒に口に含むとほんのり柚子の香りが広がります。生臭さはゼロ!
しかも鮨飯との間に大葉を挟んでいて色合いも爽やかです。
排宮和紙で作られた包装紙も芸術的ですが、和紙王国、徳島なのですから、和紙の作り手の名前も知りたかったところです。
「お醤油をつけずにお召し上がりください」 髭の大将と自ら名乗る平岡位佐夫さんのプライドが光る逸品でした。
鮨処 多良布久 平岡 位佐夫
徳島市両国本町2-7-3
088-622-3335
徳島市両国本町2-7-3
088-622-3335
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