初春のお慶びを申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
今年は静かな元旦となりました。
皆様、お正月はいかがお過ごしでしょうか。
夜も更けて、毎年恒例のウィーン楽友協会ホールニューイヤーコンサートがライブ放送でテレビから流れています。リッカルド・ムーティ―さんの指揮によるウィンナーワルツの数々。例年と異なるのは、無観客ライブ!であること。お客様のいないホールですが、世界に向けて奏でる「美しき青きドナウ」はいつにも増して華麗に響き、伝統を守る彼らの心意気が画面から伝わります。
昨夏、このホールで弾かせて頂いたときの柔らかな包み込むような音響と典雅な雰囲気が蘇り、懐かしい気持ちでいっぱいになりました。
今年のベーゼンドルファー・カレンダーは、ウィーンの街並みがデザインされています。
旅することができない今は、まさに「夢の街ウィーン」。ウィンナー・トーンを日本で奏でながら、再訪の日に向けて腕を磨きたいと思います。
2021年、光の見える年となりますよう。
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