さよなら2020年

多くの人にとり苦難の年であった2020年も、今日が最後の日。
カレンダーも最終ページとなりました。

昨年ミュンヘンに旅行した友人がお土産に買ってきてくれた
「ベートーヴェン生誕250年記念カレンダー」
作曲家、演奏家が週替わりで登場。ベートーヴェンとの関わりについての言葉がドイツ語で書かれています。

最終ページは、チェリストのパブロ・カザルスで閉められました。
今年のお正月、カレンダーを飾った日は、このようなパンデミックの年になるとは予想もしていませんでした。共演させていただく予定だった海外アーティストとの音楽会も中止。3月から9月の演奏会も延期。その中であらためて音楽に向きあい、普段できなかったレパートリーに取り組んだり、歴史的ピアノに触れながら執筆をしたり、たまっていた本を読んだり、いつか聴こう!と置いたままになっていたCDやLPを聴いたり、、、という毎日でした。

感染拡大が続く現在、今年は静かに過ごすお正月。
医療現場で立ち向かっておられる皆様に感謝をし、治療の中におられる皆様の一日も早い回復を願うばかりです。

皆様のおかげで、2020年を終えることができましたこと、厚く御礼申し上げます。
2021年は、光がみえる年となりますよう。

佳き新年をお迎えくださいませ。

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