夜想曲@神戸

ミント神戸にてサロンコンサート。窓からは海、空、雲の3拍子が揃い、美しい秋の神戸を楽しみながらリハーサル。

日が沈み、夜景に変わり、満員のお客様。
夜想曲を静かに奏でました。なぜか自分の誕生日にコンサートが重なってしまう年が多いのですが、音楽と共に年を重ねることができることに密かに感謝しています。

緊急事態宣言が解除となり、街も賑わい始めました。近所の食堂では「緊急事態宣言解除祝メニュー」も登場。王子動物園の前には、長い行列。駐車場は満車。
これから冬に向け、感染再拡大を防ぐ対策を徹底しながら、徐々に日常を取り戻していくことができますよう願っています。

いっときは、1両に1人か2人、、、という申し訳ないほどのガラガラ状態だった新幹線も、前後に人が座っている普通の感じに戻りました。
その新幹線で読んだ車内雑誌が、奈良のお酒特集。仲間とお酒を酌み交わす機会がほぼゼロに等しかったこの2年。解禁の時期が来たら、あれも話そう、このお酒も一緒飲んでみよう。。。と頁をめくりました。

移動時間のために、主人が私の鞄に読み物を入れてくれることが多いのですが、今回は「甲南大学2020硯水~お酒にまつわる四方山話~」。そこにも興味深い新酒の記事がありました。かの有名な『ドン・ペリニョン』の5代目醸造最高責任者リシャール・ジョフロワ氏が2018年暮れにフランスを離れ日本に移住。酒造会社「白岩」を立ち上げたとか。日本のミステリアスさに魅せられ、エネルギーの調和を日本で作り出したい!と語るジョフロワ氏。アッサンプラージュ(ブレンド)された日本酒IWAが世界に発信され始めているそうです。

「10月1日は、国際コーヒーの日」と同僚のドイツ語教授が教えてくださいましたが、どうやらこの日は「日本酒の日」でもあるようで、神戸では一昨年「灘の酒フェスティバル」が行われていました。

中止になった様々な行事が、再スタートし、のびのびと乾杯ができる日を楽しみにしているところです。

コメント