府中市生涯学習センターで開催されましたベーゼンドルファー・コンサート。ベーゼンドルファーmodel230VCをベーゼンドルファー・ジャパンから運び入れてのレクチャー・コンサート。
椎名靖孝副館長さんの楽しい司会で始まり、オーストリアの社会史、音楽史、そしてベーゼンドルファーの歴史、特徴、魅力などのお話を交えながら、モーツァルトからシェーンベルクまで、ウィーン生まれの名器でウィーンの名曲を演奏させていただきました。
朝から調律に入ってくださった津田克巳さんのお話では、「以前、ここに小さな型のピアノの搬入の時にはエレベーターを使えたのだけれど、今日の楽器はエレベーターに入らなかった・・・。外階段での搬入!は見ていても本当に怖かった」とのこと。重量は420キロですから、プロフェッショナルにとっても気の抜けない作業だったことは想像に難くありません。皆様のおかげでウィーンナー・トーンを奏でさせていただけていることにあらためて感謝です。12月14日の兼重稔宏さんが担当される最終回が終わると搬出となりますが、お天気に恵まれ無事に横浜に戻れますように!
質問コーナーでは、鋭く、いい質問を頂き、自分なりの音楽への思い、ベーゼンドルファーへの愛着を答えさせていただきました。
終演後、椎名副館長、事業担当の東安明花さんはじめスタッフの皆さんと。
バスと京王線とJRを乗り継ぎ、新幹線で夜の京都へ。
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