議場から左京区浄土地石橋町にあるNOANOAへ。白沙村荘 橋本関雪記念館の橋本妙館長さんからいろいろとお話をお伺いすることができました。美術のこと、音楽のこと、京都のこと、神戸のこと、、、話題は尽きません。
橋本関雪は神戸市生まれ。青年期に神戸と東京で画家活動を行い、その後京都に移り銀閣寺畔に居を構えました。関雪を慕う地元の方々の手によって見事な庭園が生まれたそうです。明日拝見させていただくことにしました。
翌朝、哲学の道を散策しながら銀閣寺へ。
平日の朝ということであまり混んでおらず、足利義政公によって造営された庭園の雅な空間で、しばし静かな時を過ごしました。
近くの法然院へ。
ちょうど秋期伽藍内特別公開初日という幸運に恵まれ、法然上人の教え「南無阿弥陀仏」を唱えながら廊下を歩き、見事な襖絵などを拝見。
NOANOAで美味しいペスカトーレをいただき、色沙村荘へ。
国の指定名勝の美しい庭園には、石塔や石仏などが配置されており、四季折々に制作をされておられた関雪に想いを馳せました。
お庭からいただいたインスピレーションに感謝。《秋の歌》や《水の反映》を捧げました。
関雪美術館では、関雪の作品が並び、まるで生きているような馬の作品など、その場を離れられない感じでした。素晴らしいコレクションの数々の鑑賞など、次回の愉しみにとっておくことに。新幹線の時間が迫り、後ろ髪を引かれながら記念館をあとにしました。
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