菰野ピアノ歴史館にて開催されましたヨハンシュトラウス生誕200年記念展。朝4時半に起き新幹線で名古屋へ。モーツァルト協会の横尾先生ご夫妻のお車に乗せていただき、先生のご趣味の釣りのお話など、楽しい話題であっという間の1時間、菰野ピアノ歴史館に到着しました。
11時からのオープニングセレモニー第1部は、日本ヨハンシュトラウス協会の秋谷寿一会長と大西真由美さんによるウィーンナーワルツ。ベーゼンドルファー・ピアノの演奏は鈴木久美子さん。
《美しき青きドナウ》《花まつり》など数曲が披露され、まじかに見るウィンナーワルツに気分はウィーン。踊りたくなる気分でしたが、ステップが難しそう!!!

シャンパンで乾杯!に続いて第2部は、「マエストロを語る」と題し、小澤幹雄さんのご講演。幹雄さんは、小澤征爾さんの弟さんです。
お母様と息子4人兄弟で賛美歌を歌っていたことが音楽の始まり、ラグビーで指を怪我したのが、ピアニストから指揮者への方向転換の契機、バーンスタインとの出会い、情熱の人、ロストロポーヴィチさんとの数々の想い出話など。

様々な出会い、人との繋がり、偶然の出来事が大きな転機になり、チャンスになり、、、。次々に話題が広がり、引き込まれました。立川の柴崎町に住んでおられた頃の戦争体験の話は、人前で話したのは初めて、とのことでしたが、その陰惨な経験が、マエストロの強い平和への願いの原点であるように思えました。
温かい笑顔が魅力的な小澤幹雄さんとツーショット。

サインをいただいた本を繙くと、知っている場所も出て来て驚き、嬉しくなりました。


午後からは、明日の演奏会に備えてベーゼンドルファー(1858年製)の弾き込み開始。三度低いピッチで弾くのは、いきなりクラリネット奏者になってA管を吹くようなもの?!うーん。。。絶対音感をどこかに置いてきたい気分。
頭に楽譜を思い浮かべないようにしながら?!リハーサル。
夜は、湯の山温泉・希望荘でリラックスさせていただきました。


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